第3回文化セミナー
「いのち」
◆日時/1998年11月15日(日)
〔開場〕 午前9時
〔開演〕 午前10時
●午前の部
第一部「子どものいのち」 河合隼雄 氏
●午後の部
第二部「日本のいのち」 梅原 猛 氏
第三部「地球のいのち」 松井孝典 氏
第四部 鼎 談 梅原 猛 氏/河合隼雄 氏/松井孝典 氏
◆会場/小樽市民会館
河合隼雄 氏
・1928年生まれ 臨床心理学者、京都大学名誉教授、現在 国際日本文化研究センター所長、絵本・児童文学研究センター顧問
・主著『昔話と日本人の心』(岩波書店 大佛次郎賞)『生と死の接点』(岩波書店)『こころの処方箋』(新潮社)他多数。
・ユングのチューリッヒ研究所で日本人初のユング派分析家を取得。独自の観点から、日本文化・社会、そして日本人の精神構造の分析を試みる。
松井孝典 氏
・1946年生まれ 惑星物理学者 現在 東京大学大学院理学系研究科 助教授
・主著『未来の地球へ出発』(岩波書店)『地球大異変 恐竜のメッセージ』(ワック)他多数。
・地球の起源と進化を定量的に説いた新理論(1986年 科学雑誌『Nature』誌に発表)で、世界の注目を浴びている。理系系と文科系の枠を越えた観点で物事を模索。また、国内の各種委員会のほか、国際地質学連合比較惑星学委員会、国際気象大気物理学連合、惑星大気委員会などの各種国際学会のメンバーとしても活躍中。
梅原 猛 氏
・1925年生まれ 哲学者、国際日本文化研究センター顧問。京都市立芸術大学学長。
・主著『隠された十字架』(新潮社 大佛次郎賞)他多数。
・縄文期から近代までを視野とし、文学・哲学・歴史・宗教等を包括的に扱い、日本文化の深層を解明しようとした幾多の論考は、独自の世界として「梅原日本文学」と呼ばれている。