第11回文化セミナー
「だから子どもの本が好き」
◆日時/2006年11月19日(日)
〔開場〕13時
〔開演〕13時半
リレー講演
●第一部
「ツッコミの時代」 藤田のぼる 氏(児童文学評論家)
「期待」 中澤千磨夫 氏(北海道武蔵女子短期大学教授)
「原風景」 工藤 直子 氏(詩人)
●第二部
「心って」 工藤左千夫 氏(絵本・児童文学研究センター理事長)
「音楽」 斎藤 惇夫 氏(児童文学家)
◆会場/小樽グランドホテル3階
藤田 のぼる 氏
埼玉県在住
児童文学評論家/(社)日本児童文学者協会事務局長
児童文学の評論と創作の両面で活躍。評論に『児童文学への3つの質問』(てらいんく)、創作に『雪咲く村へ』『山本先生ゆうびんです』(ともに岩崎書店)、『麦畑になれなかった屋根たち』(童心社)、『錨を上げて』(文溪堂)などがある。埼玉県在住。
中澤 千磨夫 氏
小樽市在住
北海道武蔵女子短期大学教授/絵本・児童文学研究センター評議員
日本近代文学から映像論と守備範囲は広い。著書『小津安二郎・生きる哀しみ』(PHP新書)。小樽市在住。
工藤 直子 氏
静岡県在住
詩人/絵本・児童文学研究センター顧問
詩・童話を中心にエッセイ・翻訳の分野でも活躍中。著書『てつがくのライオン』『こどものころにみた空は』(ともに理論社)、『のはらうた1~4』(童話屋)、『リュックのりゅう坊1ともだちいっぱい』(文溪堂)、近著に『子どもがつくるのはらうた1』(童話屋)。静岡県在住。
工藤 左千夫 氏
小樽市在住
絵本・児童文学研究センター理事長
生涯学習と児童文化の接点を模索するために絵本児童文学研究センターを開設(平成元年)。平成14年特定非営利活動法人となる。本センターの現在の会員数は全国で1300名を超え、2年半にわたる基礎講座(全54回)を開講すると共に多様な公益事業に取り組んでいる。
著書に『新版 ファンタジー文学の世界へ』『すてきな絵本にであえたら』(成文社)『学ぶ力』『笑いの力』
(岩波書店 河合隼雄ほか共著) 小樽市在住
斎藤 惇夫 氏
埼玉県在住
児童文学家/絵本・児童文学研究センター顧問
長年、福音館書店の編集責任者として子どもの本の編集にたずさわる。2000年より作家活動に専念する。1970年『グリックの冒険』(岩波書店)で作家としてデビュー。著書『冒険者たち』『ガンバとカワウソの冒険』『なつかしい本の記憶』共著(ともに岩波書店)、『現在、子どもたちが求めているもの』『子どもと子どもの本に捧げた生涯』(ともにキッズメイト)。埼玉県在住。