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ブック読み聞かせスタート 小樽・乳幼児に絵本贈呈 親子で楽しみたい

 絵本の読み聞かせを通して親子のふれあいを深め、小さいうちから本に親しんでもらう「ブックスタート」が10日、小樽市で始まり、市保健所に10カ月健診で訪れた親子に絵本がプレゼントされた。道によると、ブックスタート運動の趣旨に基づく完全実施は道内の人口10万人以上の都市では小樽が初めて。
 小樽ではNPO法人「絵本・児童文学研究センター」(工藤左千夫理事長)を中心に市保健所、市立図書館、市福祉部の4者で昨年5月「小樽ブックスタート協議会」を設立。小児科が専門の千葉峻三・札幌医大名誉教授に会長を委嘱し、準備を進めてきた。
 絵本を贈る対象は生後10カ月の乳幼児。保健所で月2〜3回行われる健診の際、児童図書相談士の資格を持つ女性ボランティア、図書館の司書らが読み聞かせの効果を説明し、2冊ずつプレゼントする。受診児は年間1000人近くで、本の購入費約200万円は同センターが負担する。
 10日は午前中、約30組の親子が訪れ、松谷みよこさんのロングセラー「いないいないばあ」など2冊と説明書が、小樽南ロータリークラブから寄贈された手提げ袋とともに手渡された。ロビーでボランティアと一緒に絵本を楽しむ親子が多かった。
 同センターの工藤理事長は「関係機関が一体となって地域的な読書運動を作り上げていきたい」と話している。
 ブックスタートは92年、イギリス・バーミンガムで始まった。赤ちゃんのころから本と親しむ習慣を持つと言語や考える力が育てられるといわれる。日本では保健センターでの健診で、メッセージを伝えながら絵本を贈っている。
(西端栄一郎)

絵本で読み聞かせを 小樽でもブックスタート

 小樽市の児童文学専門研究施設・絵本児童文学研究センターと小樽市は10日、生後10カ月の赤ちゃん全員に絵本2冊を贈り、お母さんに読み聞かせしてもらう「ブックスタート事業」を始めた。10カ月健診のため、市保健所を訪れた親子にプレゼントする。父母と乳幼児が一緒に絵本に親しみ、親子のきずなを深めてもらうねらいだ。
 研究センターや市保健所、市立図書館などが昨年5月、小樽ブックスタート協議会を設立し、準備を進めてきた。「いないいないばあ」(童心社)と「いただきまあす」(福音館書店)と、0〜3歳向けの絵本や読み聞かせの手引書などが入った布袋を用意。保健所をこの日、訪れた親子28組にプレゼントした。
 年齢にふさわしい本を推薦する児童図書相談士が、布袋の中身を一つ一つ取り出して説明。「絵本は親子で楽しんでくださいね」と、読み聞かせの大切さを説きながら手本を見せていた。
 市内では、年間約千人の新生児が誕生する。費用200万〜250万円はセンターが負担する。袋は小樽南ロータリークラブが寄贈。最低5年間は続けたい考えだ。
 ブックスタートは92年、英国で始まった。0歳ごろから絵本を読み聞かせ、親子のコミュニケーションを深めるのが目的。日本ではNPOブックスタート支援センター(東京都)が音頭を取った。道内の場合、恵庭市が00年からスタートさせた。全国に広がっている。

絵本の魅力新生児にも ブックスタート開始

 絵本・児童文学研究センター(工藤左千夫理事長)と小樽市は十日、新生児段階から絵本に親しませる「ブックスタート」事業を始めた。小樽市保健所で生後十カ月検診を受けた子と保護者が対象で、初日は三十人ほどの子供に絵本を読んだ。
 検診後、同センターの会員がロビーで絵本を広げ、子供と親に読み聞かせを実演した。お母さんたちは抑揚ある読み方やページをめくるタイミングなどを学んだ。十カ月の太郎ちゃんを連れた掛端郁子さん(三十二)は「四カ月から絵本を見せています。原色に反応したり、自分でページをめくったり、絵本の魅力がもう分かるようです」と話す。
 読み聞かせ終了後、「いないいないばあ」(童心社)など絵本二冊と、小樽南ロータリークラブが寄贈した布のバッグを親子に贈った。

赤ちゃんに絵本読み聞かせ 小樽で「ブックスタート事業」

 10か月検診の親子参加
 赤ちゃんの時から絵本に親しんでもらう「ブックスタート事業」が十日、小樽市保健所でスタートした。絵本の読み聞かせを通して親子のきずなを深めてもらおうと、絵本・児童文学研究センター(工藤左千夫理事長)と市などが協議会を設けて準備を進めていた。
 生後十か月の検診に訪れた新生児と父母が対象で、初日は十九組が参加した。検診の後、同協議会のボランティアが絵本の読み聞かせを行い、母親たちが絵本を読む速さや感情の入れ方などを教わった。
 ほとんどの母親は、赤ちゃんに読み聞かせを行うのは初めてといい、「まだ小さいので本を読んでも分からないと思っていましたが、興味を持って絵を見つめていました。絵本の面白さが分かるのですね」と話していた。
 参加した母子には、絵本二冊と小樽南ロータリークラブが寄贈した布製バックがプレゼントされた。